施工実績

事故物件消臭作業

今回は、死亡事故のあった物件の消臭作業の様子を
ご紹介します。

まずは、部屋全体を次亜塩素酸ナトリウムで消毒していきます。
特に体液跡付近は念入りに消毒します。
消毒後は水で次亜塩素酸ナトリウムを洗い流します。


体液跡部分は重曹を使い洗浄後、水拭きをしてオキシドールを散布します。
オキシドールを散布することで
残った体液と反応し、泡状に浮き上がらせることができます。




泡状に浮き上がらせた悪臭汚れを雑巾でふき取り水を散布します。



散布した水を回収し
エタノール希釈水を散布して完全消毒を行います。


次に、臭気のしみ込んだクロス剥がしを行っていきます。
表紙・裏紙すべてを剥がします。



そして、臭気を出す為薬剤(クエン酸、重曹、水)の噴霧を行い、

噴霧と過熱により温度、湿度が上昇し部屋中から悪臭の元となる

化学物質を炙り出しエアイーサー(空気清浄機)で吸着消臭します。
これはベイクアウトと呼ばれる作業です。





各部屋で作業を行い、防臭シートを貼り付けます。

扉や建具についた薬剤をふき取り、
養生を取り空気の入れ替えを行います。


最後に閉め切った状態で臭気が残ってないか確認をして
作業は完了です。

 

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